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症状から治療法まで詳しく解説
手をつく際の転倒や手首を捻る動作により発生する外傷です。靭帯を損傷することがあり、適切な処置とリハビリテーションにより機能の回復を目指します。
手首の痛み、腫れ、可動域制限が見られます。特に手首を曲げ伸ばしする際や、物を握る動作で痛みを感じます。
転倒して手をつく、手首を捻るなどの外力が加わることで発生します。日常生活での不意な動作でも起こることがあります。
急性期は安静、固定、アイシングを行います。症状の改善に応じて、手首の可動域訓練や握力トレーニングを段階的に実施します。
手首の小指側にある三角線維軟骨複合体の損傷で、手首の安定性に重要な組織です。適切な処置とリハビリテーションにより、機能の回復を目指します。
手首の尺側(小指側)の痛みが特徴的です。前腕を回す動作や、手首に力を入れる際に痛みが出現します。
手首を捻る動作や繰り返しの回転動作、強い衝撃が加わることで発生します。転倒時の手つきでも起こることがあります。
急性期は安静、固定を行い、症状に応じてテーピングなどで保護します。段階的に手首の可動域訓練や筋力トレーニングを実施します。
手首の骨(手根骨)をつなぐ靭帯が損傷することで起こる状態です。適切な処置と段階的なリハビリテーションにより、手首の安定性の回復を目指します。
手首に不安定感や違和感があり、力を入れる動作で痛みが出現します。手首を動かす際にカクッとした感覚を伴うことがあります。
転倒による強い衝撃や、手首を捻るなどの外力により、手根骨間の靭帯が損傷することで発生します。
急性期は固定により安静を保ち、症状の改善に応じて手首の安定性を高めるトレーニングを実施します。必要に応じてテーピングなどで保護します。