-->
症状から治療法まで詳しく解説
最も一般的な足首の怪我です。一度捻挫をすると、靭帯が緩んで再発しやすくなります。適切な処置とリハビリ、そして予防のためのトレーニングが大切です。
足首に痛みと腫れが出て、歩くのが困難になります。捻挫の程度によって、軽い痛みから全く歩けないほどの激しい痛みまでさまざまです。内出血(アザ)が出ることもあります。
歩行時の躓き、着地の失敗、段差を踏み外すなどで、足首が外側に捻れることで起こります。特にバスケットボールやバレーボールなど、ジャンプの多いスポーツで発生しやすいです。
初期はRICE処置(安静、アイシング、圧迫、挙上)が基本です。重症度に応じて、テーピングや装具での固定を行います。完治を焦って早期復帰すると再発の原因となるため、段階的なリハビリが重要です。
日常生活やスポーツ活動に大きな影響を与える重大な怪我です。適切な準備運動と、段階的な運動強度の上げ方が予防として重要です。特に運動不足の方は注意が必要です。
かかと付近で『バチン』という音がして、激しい痛みが走ります。歩くことができなくなり、特につま先立ちができなくなります。断裂した部分が腫れることもあります。
急な踏み込みやジャンプの踏み切り時など、アキレス腱に急激な力がかかった時に起こります。中高年の運動時に多く、普段運動をしていない人が急に激しい運動をした時にも起こりやすいです。
ほとんどの場合、手術が必要です。手術後は一定期間ギプス固定を行い、その後段階的にリハビリを進めていきます。復帰までには通常3-6ヶ月程度かかります。
10代から20代の若いスポーツ選手に多く見られる障害です。ジャンプを繰り返すスポーツや、つま先立ちの多い競技で起こりやすく、適切な診断と治療が重要です。
かかとの後ろ側に痛みを感じ、特につま先立ちや足首を反らす動作で痛みが強くなります。ジャンプ着地時や、バレエのような足首を反らす動作で症状が出やすくなります。
ジャンプの繰り返しや、つま先立ちの動作が多いスポーツで発生します。もともとある余分な骨(三角骨)が、繰り返しの動作で炎症を起こすことで症状が出ます。バレーボールやバレエなどで多く見られます。
まずは安静と炎症を抑える治療を行います。テーピングや装具で足首の動きを制限することもあります。保存療法で改善しない場合は、骨を取り除く手術を検討します。