膝の怪我・障害

膝の中で『ポキッ』という音がして激しい痛みが起こります。膝が不安定になり、グラグラする感じがします。腫れが出ることも多く、膝を曲げ伸ばしする動作が困難になります。

ジャンプの着地や急な方向転換の際によく起こります。特にサッカーやバスケットボールなど、急な動きの多いスポーツで発生しやすい怪我です。

応急処置として、RICE処置（安静、アイシング、圧迫、挙上）を行います。その後、整形外科で診察を受け、MRI検査などで損傷の程度を確認します。スポーツ活動への復帰を目指す場合は、多くの場合手術が必要になります。

膝の関節の隙間に痛みを感じ、膝が完全に曲がらない・伸びない状態になります。長時間の歩行や階段の上り下りで痛みが強くなり、時々膝がひっかかったような感じがします。

膝を強くひねる動作や、しゃがむ動作の繰り返しで起こることがあります。年齢とともに半月板が弱くなるため、加齢に伴い発生しやすくなります。

損傷の程度や症状によって治療法が異なります。軽度な場合は、安静や運動療法で改善することもありますが、ひっかかりや痛みが強い場合は手術が必要になることもあります。

膝の前面（特に膝蓋骨の周り）に痛みを感じます。階段の上り下りや長時間の歩行、しゃがむ動作で痛みが強くなります。長時間座っていた後に立ち上がると痛みを感じます。

走り過ぎや使い過ぎによって、膝蓋骨周辺の組織に負担がかかることで起こります。足の筋力低下や、アライメント（体の軸）の乱れも原因となります。

まずは走る距離や時間を減らし、負担を軽減します。アイシングで炎症を抑え、大腿四頭筋のストレッチや筋力トレーニングを行います。必要に応じてテーピングや装具を使用することもあります。