
ランニングでの怪我・障害
症状から治療法まで詳しく解説
ランニング
シンスプリント
ランニングにおいて最も一般的な障害で、特に初心者やランニング量の急増により発症しやすいです。特に硬いグラウンドでのランニングや不適切なシューズの使用で悪化します。予防には適切なシューズ選択と段階的なトレーニング強度の調整が重要です。
ランニング
腸脛靭帯炎
ランナーに多い膝の外側部の痛みを特徴とする障害です。腸脛靭帯(IT band)が膝の外側で炎症を起こすことで痛みが生じます。予防には適切なストレッチと股関節周りの筋力強化、そして徐々に距離を伸ばしていくことが重要です。
ランニング
アキレス腱炎
アキレス腱はランニング時に大きな負担を受けるため、ランナーに多い障害の一つです。特に急なスピードアップや長時間のランニングで発症しやすく、予防には適切なストレッチと筋力トレーニングが重要です。
ランニング
有痛性外脛骨
ランナーに見られる足の内側の痛みを特徴とする障害です。特に扁平足の人や、足の回内が大きい人に発症しやすく、長距離ランニングで症状が悪化します。予防には適切なシューズ選択とアーチサポート、そして徐々に距離を伸ばしていくことが重要です。
ランニング
足底筋膜炎
ランニング時に足底筋膜に大きな負担がかかり、特にかかと部分に痛みが出ることが多い障害です。ランニングフォームの乱れや適切でないシューズの使用が原因となることが多く、予防には適切なシューズ選択とストレッチが重要です。
ランニング
疲労骨折
繰り返しの衝撃や負荷により、骨に微細な損傷が蓄積して起こる骨折です。特に下肢(脛骨、中足骨など)に多く見られ、ランナーに多い障害です。発症初期は運動時のみの痛みですが、進行すると日常生活でも痛みを感じるようになります。予防には適切な休養と段階的なトレーニング強度の調整が重要です。