
バスケットボールでの怪我・障害
症状から治療法まで詳しく解説
バスケットボール
足関節捻挫
スポーツ外傷の中で最も多いケガの一つです。足部の「内側ひねり」による内反捻挫と、「外側ひねり」による外反捻挫があります。内反捻挫が圧倒的に多く、外側くるぶし周囲の靭帯の損傷となります。関節の不安定性が強い場合は手術を検討します。
バスケットボール
疲労骨折
脛骨、中足骨、腓骨などに起こりやすく、若年層に多く発生します。高校一年生が本格的に部活動に参加する6月から夏にかけて多発します。放置すると完全骨折に至る可能性があり、早期発見と適切な休養が重要です。
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ジャンパー膝
膝蓋腱炎とも呼ばれ、ジャンプを繰り返すバスケットボールでは頻繁に見られる障害です。予防には適切なウォームアップとストレッチ、練習量の調整が重要です。慢性化すると治療に時間がかかるため、早期発見・早期治療が望ましいです。
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指の損傷(突き指)
バスケットボールでは非常に一般的な怪我で、特にパスやリバウンドの際に発生しやすい指の捻挫です。放置すると変形治癒の可能性があるため、適切な初期対応が重要です。予防にはテーピングや指サポーターの使用が効果的です。
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腰痛
急性の腰痛から慢性的な腰痛まで様々なタイプがあります。特に成長期の選手は注意が必要で、適切なフォームの習得や体幹筋力の強化が予防には重要です。
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前十字靭帯(ACL)損傷
バスケットボールにおける重篤な膝の怪我の一つです。特に女性選手に多く発生します。特徴的な症状として、受傷時にポップ音が聞こえ、その後膝が腫れ上がることがあります。予防には適切なジャンプ着地トレーニングやバランストレーニングが効果的です。完治までには長期間を要するため、予防が特に重要です。